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健康的な生活習慣を身につけるためには

 健康的な身体には、健康的な腸内環境が必須です。

 現在太っている、もしくは内臓脂肪がついている方は、それだけで慢性の炎症が身体で起きており、高血圧、糖尿病、脂質代謝異常症などのリスクが高い状態です。肥満であるということは、腸内環境が悪く、身体が本来もつ免疫力を発揮できないまま生活しているのに早く気づくべきなのです。
 その私たちの不調はどこからきているのでしょうか❓❓それは生活習慣の乱れです。現代人は食べる物も睡眠も運動もストレスも軽視しすぎているのです。寝る時間がバラバラの人は自律神経が乱れます。食べる物が添加物や加工食品ばかりの人は腸内環境がかなり悪いでしょう。筋トレが習慣になっていない人は、リバウンドを繰り返しているかもしれません。まず見直すべきはあなたのライフスタイルなのです。
 
 そして、何かを始めるのは簡単です。ダイエットも運動も筋トレも一回はやったことがある人がほとんどなのではないでしょうか❓❓難しいのは、そこから継続して習慣化することだと思います。

 私は習慣化するのが得意です。筋トレ、読書、朝活、自炊などを習慣化してきました。なぜ習慣化することが出来たのか、特別なことをやったのか、そんなことはありません。誰でも習慣にすることは出来るのです。そのために、まずは【前提】を変えることが必要です。

目次

脳の仕組みを知る

 脳はこれまでの生活を変えることを極端に嫌います。なぜなら、意思を持っておこなう行動が想像以上に脳に負担をかけるからなのです。
 
 人は1日のうち約50%は無意識で行動していると言われています。毎朝コーヒーを飲む、歯を磨くことや顔を洗うなどの行動は、思考の力、意志の力を必要としないため、脳にほとんど負担をかけずに行動することができます。

 少し深掘りすると人間は1日に【30000回】の意思決定をしていると言われています。脳はこの意思決定により疲労して【決定疲れ】を起こすのです。【決定疲れ】が起こると、午前中と午後の仕事の生産性がまるで変わってくるのです。
 
 だからこそ、この【決定疲れ】を起こさないためにも、習慣化することが重要になってくるのです。

 話しを戻すと、こういった無意識の行動のことを【習慣化された行動】と呼び、意識的に行う行動と習慣化された行動は、脳内で処理される場所が違うのです。

 【意識的に行う行動】→前頭部の前頭前野で処理
 【習慣化された行動】→脳の中心部にある大脳基底核で処理

 前頭前野で処理された行動は、自分自身でどうしてその行動をとろうと思ったのか言語化することができます。しかし、大脳基底核で処理される行動は、その行動をどうしてとったのか説明できない無意識でストレスのない行動になります。

 何か身につけたい行動がある場合は、行動を処理する脳の部位を変えて習慣化しなくてはいけないのです。

習慣化するには❓❓

 健康になるためには、第一条件として健康的な生活習慣を身につけなくてはいけません。健康的な生活習慣には、【食事】【運動】【睡眠】【ストレスマネジメント】の4つの要素があります。

 そして、この4つの生活習慣を身につけていくことが前提であり、これらを習慣にできて徐々に体調が変化し始めます。

 では、どうやって習慣化すればいいのかが本題です。ロンドン大学の研究では、人は習慣を身につけるには平均66日かかると言われています。
 どうすれば、上記で説明した大脳基底核という習慣化に関する脳の領域を活性化し、健康習慣を身につけることが出来るのでしょうか。それは習慣というものの定義をみることによってとるべき行動がわかります。

 習慣とは【特定の引き金をもとに引き起こされる自動的で無意識な反応であり、それらの反応は行動を繰り返すことによって後天的につくられるものです。】
 
 習慣的な行動は【意識的に】【繰り返し】行動をとることによって身につけられるものであって、決して【生まれつき】備わっているものではありません。習慣は、自ら意識的に身につけようと思って身につけるものなのです。

 量より毎日続けることが大事になります。行動を毎日続けるのです。行動を毎日続けることによって、その行動を起こす脳内領域が前頭前野から大脳基底核に徐々に変わってきます。ここで強調したいのは毎日続けることであって、量は関係ありません。食事なら徐々に減らしていったり徐々にタンパク質を増やしたり、運動なら5分でもいいから歩いてみたり、筋トレなら家でスクワットを数回やるなど、これを毎日続けるのです。

終わりに

 健康的な生活習慣は最初は大変だとか思うかもしれません。ただこれは知っておいて下さい。【継続すれば体が欲するものは変わる】のです。今まで添加物(コンビニ飯、菓子パンお菓子)や加工食品ばかり食べていた人が一旦やめて再度食べた時の体調不良を経験すると二度と食べたくなくなるでしょう。

 【体が本来必要としないものは自然と口にしなくなるのです】

 そして【筋トレ】は逆に中毒性がかなりあります。短期間で目に見えて自分が成長し、尚且つ回数が増えたり重量が増えたりした時の成功体験は【筋トレ】でしか味わうことができないのです。

 「時間がない」「忙しい」「めんどくさい」そういった理由で健康的な生活習慣を身につけようとしない人が多数いますが、結果このような人たちは相対的に確実に損をすることになります。時間も間違いなく無駄にするでしょう。それに気付けるかどうかです。仕事ができるトップビジネスマンの生活はだいたいのことを習慣化しているでしょう。

 これから健康格差も確実に広がります。この差が間違いなく人生の満足度や幸福度まで決めてしまうでしょう。

          
  【今こそ健康と向き合う時です】

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