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食事管理の心構え

 【身体を変える】と決めたときに、一番大事なのはやはり食事です。なぜ太るのか❓それは、消費カロリーよりも摂取カロリーの方が多くなっているからです。これはダイエットにおいての原理原則になります。

 ただ、人間の三大欲求でもある食欲というものをがちがちに数字を決めて管理するのは、長く続く気がしないのは当たり前ですよね。ボディービルダーやフィジーク選手などの競技者は極限まで身体を絞らないといけません。

 一般人にそこまでの絞りは必要ないのです。【ダイエット=生活様式】です。3ヶ月みっちりやってリバウンドしてしまったら意味がないのです。すべてのことを長期的に見れるような視野を持ち、自分のライフスタイルに組み込めるようなやり方を目指すのがフィットネスの在り方だと思います。

 そこで今回のブログで、ダイエット、食事管理の心構えをご紹介していきます。あなたに合ったやり方が見つかるヒントになりますので、最後までお楽しみ下さい。

目次

継続するためにはバランスが重要

 上記でも説明した通り、正確になりすぎると必要なところで柔軟になれなくなり、精神的に苦しくなったり、一貫した食生活を保つのが難しくなります。

 一度にたくさんのことに意識を向けて管理することは難しいですし、ストレスの原因をいくつも抱えた状態を意思の力で乗り越えるのにも限界があります。

 例えば、毎日の食事のときにお米を米単位で細かく計ったり、カロリーや三大栄養素を細く計算したり、その生活をずっと続けることを想像してみてください。私だったら耐えられません。
 仮にこのやり方で長く続けられたとしても、毎日の生活や長い人生のなかには他にもっと重要なことがあるはずです。そこに向けるべき時間やエネルギーを削られることになってしまいます。

 さらに大きなストレスになるのが、細かく正確に管理しようとする過程で精神的に燃え尽きてしまい、一貫して続けることができなくなったときです。こういうとき、完全にコントロールを失い、食べすぎに走り、そのあとまた管理する生活に戻り、またコントロールを失うという連鎖に陥ってしまうのです。

 このように両極端な生活を行ったり来たりするのは避けるべきで、そのためには【一貫性・正確性・柔軟性】のバランスが本当に重要になるのです。

自分に合ったバランス

 自分で思う、そのだらしのない身体になるまで何日、何ヶ月、何年掛かったのでしょうか❓運動、筋トレもしないで自分に甘え好きなものを食べ続けた結果が今のあなたの身体です。その身体を変えるのにはものすごく時間がかかるというのは自分の今までを振り返れば分かるはずです。

 だからこそ、長い目で見たときに【一貫性】が欠かせません。また一貫性を保つためには食生活をある程度正確に把握できていることも必要になります。どれだけ正確であるべきかや、どれだけ柔軟であるべきかは自分の目指す目標によって変わるでしょう。

 基本的には「十分な一貫性を確保できるだけ正確であればいい」と考えておきましょう。

 減量に関する研究では、「食生活に制約を設けている人は体重を減らすことができている」という関連が見られていますが、食生活の制約に柔軟性を持たせている人は体重を減らせるだけでなく、リバウンドもストレスも少ないという関連が見られている。自分の目標や生活に合わせて柔軟性の程度を考えることが大切です。

正確性

 ボディービルダーやコンテストに向けた減量をする場合は高い目標になるので、正確性も高いレベルになるのは当然必要になるでしょう。

 また、同じボディービルダーでもコンテストが無く筋量を増やすことを目標にする増量期間では必要な正確性は変わりますし、ボディービルダーではなく体型改善を目標にする人も必要な正確性は変わります。

 正確性を高めた方が食生活に一貫性を持たせることができて、目標達成につながる場面はあるでしょう。しかし、正確性を求めるあまりにがちがちになってしまうとストレスになり、長い目で見た一貫性に悪影響が出ることもあります。

 正確性を強く求めなければ柔軟性を高めやすくなるかもしれませんが、あまりに柔軟性を優先して正確性が低くなると一貫性が犠牲になって目標に辿り着けなくなるかもしれません。

 このように、「正確性・柔軟性・一貫性」は影響し合うものであるので、自分の目標やライフスタイルに合ったバランスを考えることが必要になるのです。

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