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運動不足のすごいデメリット

 

 あなたが今、目立った運動をしていないとするならば、「運動不足」に陥っているでしょう。「運動不足」の人は、どのくらいいるのか?そして、どれほどのデメリットを背負っているのでしょうか。

 厚生労働省の国民健康調査によると、運動習慣のある人(週2回以上、1回30分以上、1年以上、運動をしている人)の割合は、男性で35%、女性で27%でした。つまり、日本人の約7割には運動習慣がないのです。

 日本の危険因子別の死亡原因によると、「運動不足」は「喫煙」「高血圧」に次いで第3位なのです。毎年5万人が「運動不足」で亡くなっている計算になるのです。

目次

運動不足はどれだけ健康に悪いのか

 中強度の運動を週に1〜2時間程度行った場合、どれだけ死亡率や病気のリスクを減らせるのか。心臓疾患で、27〜60%減。すべてのがんリスクを30%減。糖尿病は58%減、認知症は30〜50%減。たった、週に1〜2時間程度の運動で、ほとんどの生活習慣病のリスクを30〜60%も減らせるのです。もちろん、こんな数値は統計的にみたものでしかありませんし、個人差もあるでしょう。ただ、運動をしないのとするのでは、どちらが健康にいいのか悪いのかは明白なはずです。

 死亡率に関しても、ごく軽度の運動をするだけで30%減少。時々強めの運動を取り入れ週150分の運動をすると、死亡率が50%も下がったという研究もあります。

 これも、もちろん個人差があるでしょう。ただ運動することによって、病気で死亡する確率を減らせることは間違いないでしょう。運動不足の人は、病気になる確立を2倍近くまで高めるリスクを背負って生活しているのです。

 運動不足は死ぬほど健康に悪いのです。

健康効果を得られる運動

 運動不足の人はうつ病になるリスクが44%も高まり、週2時間の運動によって認知症のリスクを2分の1から3分の1に減らすことが可能です。運動は睡眠を改善しますので、睡眠障害やその他の多くのメンタル疾患の予防に、絶大な効果があるのです。


 運動というと毎日ジョギングしたり、定期的にジムに通ったりなど、ハードルが高いイメージですが、「健康効果」を得るための目的ならば、1日15分〜20分程度の運動(速歩き)で得られるのです。

 ジムに通ってハードな運動をしなくても、日々の生活で少し気を使うだけで、死ぬほど健康に悪い運動不足を解消することは可能なのです。

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